2008年9月アーカイブ

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癌の治療には、多くの場合、手術療法がとられます。その場合、以前は転移や再発を防ぐために、癌の部分をリンパ節も含めて広範囲にわたって取り除く方法が一般的でした。確かに、癌を完全に取り除き、治療することは大切です。

 

すい臓がんは初期に症状がないことが多いため、早期発見が非常に難しい疾患です。

そのため不幸にして癌が全身に転移し、末期の症状に陥ることは決して珍しいことではありません。


治療を行っても癌を克服しえない場合、あるいは治療を行うよりも行わないほうが患者の苦痛が少なく、生活の質を維持することが可能である、と判断されたときには、治療を停止することがあります。

 

すい臓がんは、これといった症状がないままに進行してしまうことから早期発見が難しいだけでなく、進行も早く、また再発率も高いがんです。

発見されたときには、すでに手術ができない状態であったり、他に転移していることがよくあります。そのような段階にいたってしまった場合、抗がん剤治療や放射線治療が行われます。


 

すい臓がんは、初期にこれといった症状がないことから、気づかないうちに病気が進行してしまい、気づいたときには他の臓器に転移していたり、もはや手術を行える状態でないことがよくあります。

そのよう場合は、無理な治療を強行するのではなく、患者の肉体的、精神的な苦痛を軽減することを重視する治療がとられます。

癌が進行すると、患者さんによっては全身の各部に痛みが生じる場合があります。

癌の痛みは、すい臓がんに限ったものではありませんが、すい臓がんの場合、すい臓の周囲には肝臓へ行く肝動脈、腸へ行く上腸間膜動脈、門脈が張り巡らされていることから癌が入り、肝臓などへの転移を早めることがあります。

癌が発生すると激烈な痛みを伴うことがあり、これを癌性疼痛といいます。


癌腫が神経や内臓を侵したり圧迫するためや、血管を侵したり圧迫による血行障害の痛み、組織壊死による痛み、あるいは炎症のための痛みなど、原因はさまざまです。

これは、すい臓がんに限ったことではありませんが、その痛みはとても耐えられないほどのものといわれます。

すい臓がんは、これといって特有の症状が現れないままに病気が進行してしまうことが多い病気です。

気づいたときには、他の臓器に転移していたということも珍しくありません。

癌性腹膜炎は、すい臓がんも含め、胃がん、大腸がん、卵巣がんといった、腹腔内にある臓器の癌が腹膜に転移しておこる症状です。

すい臓がんには特有の症状がないといわれる一方で、慢性すい炎の症状との類似性が指摘されています。

したがって、すい臓がんの診断を下すには、それが慢性すい炎でないことを、また慢性すい炎の診断にはそれがすい臓がんでないことを明らかにすることが必須条件となります。

 

すい臓と胆道は関係が深く、どちらか一方に異常があると、もういっぽうにも異常がおよぶことがよくあります。

胆道とすい臓および肝臓、胃などの病気の症状はよく似ているといわれ、いずれも痛み、発熱、黄疸を伴うことがあります。

 

すい臓がん特有の症状といわれるものはありません。

それどころか、まったく何の症状もなく、いつのまにか、がんが進行し、そのほかの器官にまで影響がおよんではじめてすい臓がんの存在に気づいた、という例もあるほどです。

 

どのような癌であれ、がんの治療には、早期発見が何よりも大切であることをよく耳にします。

しかし、すい臓がんは、早期発見が非常に困難な癌です。

その理由のひとつに、これといった特有の症状がないことがあげられます。

 

すい臓がんの場合、初期にはまったく症状が見られないことが多いのですが、それでも腹痛、体重減少、黄疸、耐糖能異常などが主な症状としてあげられています。

また、「すい内分泌腫瘍」は、インスリンやガストリンといった、種々のホルモンを分泌し、低血糖や消化管潰瘍などの特徴的な症状を呈することから、判断できることもあります。

 

すい臓がんの検査には、

1.血液検査、

2.画像検査、

3.病理学的検査が行われます。

特に、血液検査においては、腫瘍マーカーと血中ホルモンを検査します。

すい臓がんが疑われる場合、主に次の検査を行います:

1.血液検査、

2.画像検査、

3.病理学的検査。

なかでも画像検査は、急速に進化しつつあり、すい臓がんの早期発見に期待されています。

画像検査


●超音波検査
超音波検査は、エコー検査とも呼ばれ、超音波を対象(この場合、身体)に当ててその反響を映像化する検査です。

身体の内部の状態を、身体を傷つけることなく調査することができることから、簡便で人体への影響がなく、検診にも用いられています。

典型的なすい管癌の場合、境界が不明瞭で、不整形の低エコー域として描出されます。

また、すい頭部の癌では主すい管や胆管の拡張も認められます。

CT(コンピュータ断層撮影)


放射線などを利用し、物体の内部画像を構成する技術のことを言います。

すい臓に一致して、低濃度で不整形の腫瘍が描出されます。

すい管癌の場合は造影CTでは造影されません。これは、血流に乏しいことが原因です。

一方、造営CTで強く造営されるのは、すい内分泌腫瘍の場合で、これは血流に富むからです。

MRI(核磁気共鳴画像法)


核磁気共鳴現像を利用して体内の情報を画像化する方法です。
CTと同様の所見が得られます。

MRCP画像は、胆管・すい管を描出することから、すい管の狭窄や途絶がみられ、診断の助けとなります。

ERCP


内視鏡で胆管とすい管を直接造影する方法で、すい管癌の場合はすい管の不規則な狭窄や途絶が見られます。

これらの画像検査の、血液検査と病気学的検査を併用し、総合的に癌が診断されることになります。

すい臓がんとすい炎の因果関係については、現在のところ明確ではありませんが、両者が近年、共に増加しつつあること、すい炎の症状、特に慢性すい炎の場合、その症状はすい臓がんの症状と似ているといわれること、およびすい臓がんの症状に特徴的なものがないということから、すい炎の症状について理解しておくことは有益であると思われます。

すい炎の特徴的な症状としては、やはりその痛みがあります。

 

すい炎の増加と共に、すい臓がんも増加してきていますが、両者の因果関係は現在のところはっきりしません。しかし、すい臓がんの症状が、特に初期においては、明確でない以上、関係がある可能性が窺われるほかの疾患について注意することは有益でしょう。

すい炎には、急性すい炎と慢性すい炎があります。

すい臓は、肝臓や胃、十二指腸などの大きな臓器に囲まれており、からだの奥深くに存在しています。そのため目立つ臓器ではありません。

それは、いったん異常が発生してもみつけにくく、また治療しにくいことも意味します。

特に、すい臓がんは、特有の症状がないことから気づかないままに進行してしまうことが少なくありません。

 

糖尿病には、インスリン依存型とインスリン非依存型があることは知られていますが、実は、それ以外にも多くの種類があります。

なかでも、別の病気から糖尿病が起こることがあり、原因が明確であることから注目されています。

たとえば、クッシング症候群、褐色細胞腫、先端巨大症、および慢性・急性膵炎、すい臓がんなどのすい臓病です。

すい臓がんが疑われる場合、

1.血液検査、

2.画像検査、

3.病理学的検査がおこなわれます。

病理学的検査では、すい生検といって、すい臓に針を刺して組織を採取する検査を行います。

採取した組織に癌があるかどうか調べるのです。

ただし、この検査は、まず血液検査(腫瘍マーカー)と画像検査を行い、それでも診断が困難な場合に行われる検査です。

血液検査や画像検査と比較して、患者さんの負担が格段に大きいからです。

すい臓がんの治療には、手術によって病巣を摘出する「手術療法」が積極的にとられています。

これは、すい臓の場合、少しでも残しておけば本来のすい臓の機能の多くを果たすことができるからです。

それでもやはり手術後の生活には、それなりの注意が必要です。

ましてや、すい臓を摘出してしまった場合には、すい機能がなくなってしまうわけですから、その機能を別の方法で補っていくことになります。

すい臓がんの原因は、他の多くの癌と同様、これといって特定することはできません。

脂肪分の多い食事やアルコールの過剰摂取が促進要因となることはもちろん、環境、習慣、代謝など、さまざまな因子の相互作用と考えられます。

と同時に、他の疾患との因果関係の究明も進められています。

癌の治療は、現在でもやはり手術によって癌を取り除く「手術療法」が主流です。5年生存率の高い例は、手術法が8~9割を占めます。

特に、すい臓がんの場合、少しでもすい臓が残っていれば本来の機能を果たし得ることから、手術が積極的に行われる傾向があるようです。

しかし、手術療法単独で治療することは少なくなってきているといいます。

特に、進行した癌の場合はそうで、症状がなかなか現れないことから発見が遅れがちなすい臓がんの場合もそうですが、その他の方法を組み合わせることで総合的に治療する方法がとられています。

すい癌は、すい臓がんとも呼ばれ、すい臓から発生した、悪性の腫瘍です。

発見が困難であるうえに、進行が早く、予後もきわめて悪い癌として知られています。

厚生労働省による人口動態調査によると、2004年の日本におけるすい臓がんの死亡数は22,260人とあります。

そのうち、男性は11,933人、女性10,327人です。がんの死因別では、男女とも現時点では第5位ですが、戦後の食生活の欧米化と共に、年々増加傾向にあることから注意が呼びかけられています。

関係の有無はともかく、すい臓がんとすい炎が同様に増加傾向にあることから、すい臓病全体としてどのような症状があるのかを考え、何か不調を感じたら、徹底的に検査を受けることが大切なようです。

すい臓病が疑われたら、血液や尿を採ってアミラーゼやリパーゼなどの消化個酵素の量を測定します。