水分補給

脳卒中の発病後の食事のポイントとして、充分な水分を補給することがあります。

水分は、血液循環を良くし、血液の凝集能(血液が固まる作用)を抑制するのに重要なはたらきをします。そのためたっぷりの水分を摂取する必要があります。

また、脳卒中の後遺症で摂食障害が残り、全体的に食物の摂取が減ると、水分の摂取が少なくなり、脱水症状をおこしやすくなるため、意識して水分を補給することが大切になります。


(ただし、アルコールや甘いのみものは、肥満の原因となりますので、控えめにします。)

しかし、脳卒中の後遺症で、摂食障害、特に嚥下(えんげ・・・食べ物を飲み込むこと)に障害がある場合、水分、および水分が多いものは、むせやすいので、注意が必要です。

むせ返りを防ぐためには、水分にある程度の濃度があるほうが良いようです。

温かい料理の場合は、たとえばスープなどは、片栗粉でとろみをつけたり、卵や牛乳を加えて濃度を増す工夫をします。


コンソメスープよりも、ポタージュスープのほうが、とろみがあって、嚥下したすいでしょう。また、茶碗蒸しは、咀嚼に障害がある方でもおいしくいただけますし、栄養もあって、お勧めです。

冷たい料理の場合は、ゼラチン寄せや寒天寄せにしてはどうでしょう。

甘いデザートとしてに限らず、白身の魚や鶏のささみ肉をゆでてほぐし、コンソメ味のスープで煮てそのままゼラチンで固めると、栄養豊かな主菜になります。

また、熱すぎるものや逆に冷たすぎるもの、酸味のあるものは、むせやすいので、避けるようにします。

 

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