骨粗鬆症(こつそそうしょう)とは、骨量が減少し、まさにその字のごとく、「骨」が「粗」く、「鬆(す)」が入ったようにもろくなってしまう症状です。
高齢者や、特に閉経後の女性に多く見られる病気です。
原因は、カルシウムの摂取不足や、ホルモン代謝の変化によるものと考えられます。
骨粗鬆症(こつそそうしょう)とは、骨量が減少し、まさにその字のごとく、「骨」が「粗」く、「鬆(す)」が入ったようにもろくなってしまう症状です。
高齢者や、特に閉経後の女性に多く見られる病気です。
原因は、カルシウムの摂取不足や、ホルモン代謝の変化によるものと考えられます。
骨粗しょう症の予防や症状の改善には、食生活の見直しと同様に、運動も重要なポイントです。食べ物から摂取したカルシウムを、骨に蓄え、骨量を増やすには、身体を動かすことが大切なのです。
同じ量のカルシウムを摂取していても、運動をしている人としていない人では、骨密度が異なります。また、運動は継続することでさらにその効果が高まるといわれます。
骨粗しょう症の予防と改善には、カルシウムを充分に摂取するよう食生活を見直し、適度な運動と、適度な日光浴を生活に取り入れることが重要です。
運動するにあたっては、あくまでも「健康づくりのための運動」であることを心得ておくことが大切です。
骨粗しょう症の予防と改善のための食生活でまず重要とされるのは、骨や歯を形成するためのそもそもの材料であるカルシウムを充分に摂取し、摂取したカルシウムを骨に蓄積、沈着させるために必要なビタミンDを充分に取り入れることです。
骨粗しょう症の予防と症状の改善に大きく関与する無機質は、カルシウムとリン、そしてマグネシウムです。
骨をつくる材料となるカルシウムの重要性については、皆さん、よくご存知ですよね?
では、リンとマグネシウムについてはどうでしょう?
リンは穀物や肉類に多く含まれています。
マグネシウムは幅広い食品に含まれています。どちらもカルシウムと同様、骨や歯の形成に重要な働きをします。
ただし、リンは不足することはまず少ない、かえって取りすぎると、カルシウムの吸収を悪くします。近年、インスタント食品をとりすぎる傾向が、特に若い人たちにみられるようになり、とりすぎのほうが懸念されています。
リン
80パーセントは、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして骨や歯の形成に預かります。
残りの20パーセントは、体液や組織中に含まれ、血液のphや体液の浸透圧の調整をします。
不足すると歯や骨が弱くなり、骨粗しょう症を招き、骨折を起こしやすくなります。
ただし、リンは日常生活に充分に含まれており、欠乏や不足するということはほとんどありません。
主に、加工食品や卵黄、煮干などに多く含まれています。
マグネシウム
50パーセントから60パーセントは、骨に含まれています。
残りは血液、筋肉、脳、神経に存在します。
欠乏すると血管が拡張して、充血を起こします。
心悸亢進を招きます。また下痢を起こしたり、神経が興奮しやすくなります。
主に、穀類や海産物、ゴマなどの種実類に含まれます。
骨粗しょう症では一般に腰痛がみられます。
急性の腰痛に対しては、3週間ほどの安静と、消炎鎮痛薬(しょうえんちんつうやく)や筋弛緩薬(きんしかんやく)の投与によってある程度の軽減をはかります。
そしてなるべく早くベッドを離れて、運動を始めるよう勧められます。
人は高齢になると、身長が縮み、背中や腰が曲がってくることが多々あります。腰痛や背部痛に苦しみ、すぐに骨折するようになります。
そうなったら、まず「骨粗しょう症」と考えて間違いないでしょう。
骨粗しょう症では、背中や腰が曲がります。
姿勢が悪くなると、身体のバランスが崩れ、転倒しやすくなります。
どうして年齢を重ねると骨粗しょう症になりやすいのでしょうか?
人間の骨組織は年齢を重ねるにつれて老化していきます。
さらに、高齢になるとカルシウムの代謝や内分泌が変化し、骨の量が減少していきます。
骨密度が低くなり、軽石のようにスカスカの状態になってしまうのです。
骨粗しょう症の予防と対策においては、運動が重要なかぎとなります。
カルシウムの摂取をはじめとする食生活の改善はもちろんですが、食品から摂取したカルシウムが骨に蓄積するためには運動が不可欠です。
適度な運動は、骨の新陳代謝を活発にします。
骨粗しょう症の予防と対策には、カルシウムの摂取をはじめとする食生活の改善と、適度な運動、および日光浴が重要なカギとなります。
運動は、食品から摂取したカルシウムが骨に蓄積するために非常に重要です。
適度な運動は、骨の新陳代謝を活発にします。
また、筋力を強化することは腰痛予防になりますし、転倒や骨折を予防することにもなります。
とはいえ、ひざや腰に故障を抱える人たちにとって、運動はつらいですよね?
その点、お勧めなのが水中での運動です。
「水泳」というと抵抗がある人もいらっしゃるのではないですか?
鼻から水を吸い込んでしまったときのあの痛みは、ほとんどの人が経験しているものです。
健康づくりのためには、別に無理して泳ぐ必要はありません。温水プールで身体を動かすだけでも充分なのです。
水中では浮力が働きます。
肩まで水中に沈んだ姿勢でたつと、水中での体重は陸上での10分の1にまでなるといいます。筋肉や関節に余計な負担をかけることなく、むしろ水中のほうが楽に身体を動かすことができるでしょう。
また、水中では、体温が奪われますから、体温を一定に保とうとして生理機能が自然に働き、エネルギーを燃焼させます。そのためちょっとした動きで効率よく運動効果が得られるのです。
また、水圧が全身にかかりますから、全身の血行が良くなります。
また腹部の内臓が横隔膜を押し上げて肺を押し縮めるため、自然に呼吸は腹式呼吸になります。
胸式よりも深く呼吸をすることができるのです。