2008年9月アーカイブ

不整脈は、なんら自覚症状がなく、心電図検査をおこなってはじめてなんらかの異常が見つかった、というケースもあれば、逆に、動悸や胸の不快感といった、自覚症状に悩まされながらも、検査によって発見できない場合もあります。


自覚症状がありながら、検査を受けると何の異常も見つからない、という状態は、実際、非常に不安なものです(むしろ、はっきりとなんらかの病気と診断され、しかるべき治療やその後の予後について、情報を得られたほうが、ずっと精神的に楽になります)。

学校の検診で子どもに不整脈が見つかることが多くあります。もちろん、なかには病的な不整脈もあり、早期検査と治療が必要なものもありますが、おおむね、問題がない場合が多いです。


ただし、なかには心疾患を疑われる病的な不整脈が存在することも確かですから、一度、きちんと検査を受けておくことがご両親にとっても、またお子さん自身にとっても安心でしょう。

 

特に小さなお子さんの場合は、体調が悪くてもそれを自分の言葉でうまく表現できないことが多いので周囲の大人が注意し、何か変わった様子がないか、気にかけてあげることが大切です。

たとえば、お子さんが「胸が痛い」と訴えた場合、それが単なる筋肉痛なのか、それとも重篤な心臓病などの疾患の兆候なのか、なかなか判断がつきません。


 

心臓と血管といった、循環器系の血液の流れに障害が生じた場合に用いられる薬には、次のものがあります。

●心臓病に対する薬
・強心薬(きょうしんやく)・・・心臓のポンプ能力を高める作用をする薬です。

弱った心臓の筋肉「心筋(しんきん)」に直接働きかけて収縮力を高め、血液を活発に送り出します。

強心薬の代表的なものは、ジギタリス(強心配糖体(きょうしんはいとうたい))です。


 

てんかんとよく似た症状を示し、突然、意識を失い、痙攣を起こす病気に、「アダムス・ストロークス症候群」があります。

不整脈のタイプのひとつである、房室ブロックなどでは、アダムス・ストロークス症候群を起こすことがあります。

徐脈型不整脈(じょみゃくせいふせいみゃく)のひとつ、房室ブロックなどで起こり、場合によっては死に至るケースもあるのが、アダムス・ストロークス症候群です。

アダムス・ストロークス症候群は、心臓の異常が原因で心臓の動きがとまってしまったときに、心臓から脳へ血液が送られなくなり、意識を失ってしまう病気です。

心臓は、心臓自身が「刺激」を発生し、それが心臓全体に伝えられることによって収縮と拡張を繰り返します。この刺激が発生するのは、洞結節という、心房の筋肉の一部です。


脚ブロックとは、不整脈のタイプのひとつで、洞結節で発生した刺激が、房室結節から左右の心室に分かれたあとの伝道経路になんらかの支障が生じたときにおこります。

 

房室ブロックは、洞不全症候群、脚ブロックと並び、刺激が心臓のなかでうまく伝わらなくなってしまった状態をいいます。

ヒトの正常な脈拍よりも、脈が少なくなるタイプ「徐脈型不整脈」の一種です。

房室ブロック
房室ブロックでは、心房から心室への伝道経路が障害されています。

 

「ヒト」の脈拍は、安静時で通常1分間に、50~100拍程度です。


不整脈という場合、この正常な脈拍を下まわる場合の「徐脈性不整脈」と、多い場合の「頻脈性不整脈」、」および、心拍異常を伴わない不整脈の3つに分類されます。

心房細動とは、脈が乱れ、胸部に不快感があり、心房が小刻みに震えているような症状を起こすタイプの不整脈です。

健康な人でも、生活のなかでのさまざまな誘因(喫煙、アルコール、コーヒーなどの飲みすぎ、心身の疲労、寝不足、など)で発作的に起こることがあります。

不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態を言い、

1.脈が増えるタイプの不整脈・・・頻脈型不整脈(ひんみゃくがたふせいみゃく)、

2.脈が少なくなるタイプの不整脈・・・徐脈型不整脈(じょみゃくがたふせいみゃく)に分かれます。

頻脈型不整脈の一種に「心房細動(しんぼうさいどう)」という種類の不整脈があります。

脈が乱れ、胸部に不快感があり、心房が小刻みに震えているような症状を起こすものです。


 

発作性頻拍は、発作性上室性頻拍(ほっさせいじょうしつせいひんぱく)と、発作性心室性頻拍(ほっさせいしんしつせいひんぱく)の2種類のタイプにわかれます。


発作性上室性頻拍は、心臓にはっきりとした疾患がなく、発作がおさまればそれ以上の治療は必要ないことが多いのですが(*)、発作性心室性頻拍は、逆に心臓病をもつ人に多くみられ、心筋梗塞の初期、特発性心筋症、および心筋に変化が生じる病気で起こることがあり、より重篤で生命の危険にかかわる不整脈に発展する可能性があります。


 

安静時に脈拍が1分間に150回から200回にも増えた場合、発作性頻拍か心房細動のどちらかの可能性が疑われます。

発作性頻拍の症状は、以下のものです:
●脈の増加
●激しい動悸
●息苦しさ
●胸苦しさ
●胸痛
●冷や汗
●吐き気
●血圧低下によるめまい、意識の喪失
*さらに、以上の症状を経験した結果として、不安神経症になる人もいます。

 

不整脈には、大きくわけて、脈が増えるタイプの不整脈(頻脈型不整脈)と脈が少なくなるタイプの不整脈(徐脈型不整脈)があります。

さらに、頻脈型不整脈のなかに、「発作性頻拍(ほっさせいひんぱく)」という種類も不整脈があります。

期外収縮は、不整脈のなかでももっともよく見られるもので、24時間の携帯用心電計(ホルター心電図)を用いると、ほとんどすべての人に認められます。

期外収縮の自覚症状


期外収縮の自覚症状は、主に動悸(どうき)ですが、これもあったりなかったり人によってさまざまです。

 

不整脈のひとつのタイプに「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」があります。」


期外収縮は、心臓が収縮と拡張をおこなうために、心臓自身に向かって出す「刺激」が、本来刺激が起こるはずの位置(心房の筋肉の一部である洞結節)とはちがった位置から発せられるために起こるものです。


 

不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態を言い、

1.脈が増えるタイプの不整脈・・・頻脈型不整脈(ひんみゃくがたふせいみゃく)、

2.脈が少なくなるタイプの不整脈・・・徐脈型不整脈(じょみゃくがたふせいみゃく)に分かれます。


 

不整脈は、心臓の収縮のリズムが乱れた状態を言います。

その症状から、主に次の2つのタイプにわかれます:

1.脈が増えるタイプの不整脈・・・頻脈型不整脈(ひんみゃくがたふせいみゃく)
2.脈が少なくなるタイプの不整脈・・・徐脈型不整脈(じょみゃくがたふせいみゃく)

それぞれ、さらにいくつかの種類にわかれます。

 

不整脈の場合、薬物療法がおこなわれ、その効果がみられない場合に、心臓ペースメーカーや植え込み型序徐細動器の使用、および外科手術が試みられます。


不整脈に対する外科手術というのは、不整脈が発生する原因となっている、異常な箇所を切断したり、除去する目的でおこなわれるものです。

不整脈や動悸には、心不全や急性心筋炎、低血糖症、あるいは甲状腺機能亢進症といった、器質的な疾患が原因で起きるもののほかに、精神的な原因によって生じるものがあります。

たとえば、「神経循環無力症」や「心臓神経症」「過喚起症候群」「不安神経症」などです。

●神経循環無力症・・・胸痛、頭痛、不安感、疲労感を伴います。


●心臓神経症・・・心臓が動くたびに痛みを感じる、心臓が痛む、といった症状があります。


 

不整脈(脈拍の異常)や動悸を感じたら、まずその症状が発生した状況を観察してください。そして、不整脈や動悸のほかにどのようは症状が伴っていたか、に着目します。

●その症状は、

1.動いたとき(労作時)に起きました? 

2.突然、起きましたか? 

3.長時間続きましたか?

 

薬物療法以外の、不整脈の治療法の一つに「心臓ペースメーカー」があります。現在、日本で新たに心臓ペースメーカーを植え込む人は、年間で約1万人にのぼるといわれます。

日本では、現在、「日本心臓ペースメーカー友の会」が発足し、ペースメーカーを体内に埋め込んだ人たちのさまざまな相談に応じています。


 

不整脈の治療には、薬物療法が用いられますが、薬物療法が無効の場合に、ペースメーカーや植え込み型序徐細動器などが用いられます。

ペースメーカーとは、心臓が一定の時間以上、停止したままになったときに、器械がそれを感知し、自動的に電気的な刺激を発生して心臓の収縮をおこす、というものです。

不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態をいいます。ひとくちに不整脈といっても、たくさんの種類があり、なかには心配のないものもありますが、重症の心臓病の徴候の場合もありますので、医師の診断を受けることが大切です。

 

不整脈(ふせいみゃく)の検査には、一般的に心電図検査(しんでんずけんさ)が用いられます。

ただし、心電図検査をおこなっても、不整脈は常時、発生しているとは限りませんので、記録をとっているときに発生せず、発見できない場合や、逆に心電図検査では、不整脈の発生が記録されたものの、動悸や息切れなど、自覚症状がない場合もあります。

心臓の収縮のリズムが乱れた状態を不整脈といいます。

不整脈には、その症状から、

1.脈が増えるタイプの不整脈(頻脈型不整脈)と、

2.脈が少なくなるタイプの不整脈(徐脈型不整脈)に大きくわかれます。