学校の検診で子どもに不整脈が見つかることが多くあります。もちろん、なかには病的な不整脈もあり、早期検査と治療が必要なものもありますが、おおむね、問題がない場合が多いです。


ただし、なかには心疾患を疑われる病的な不整脈が存在することも確かですから、一度、きちんと検査を受けておくことがご両親にとっても、またお子さん自身にとっても安心でしょう。

 

特に小さなお子さんの場合は、体調が悪くてもそれを自分の言葉でうまく表現できないことが多いので周囲の大人が注意し、何か変わった様子がないか、気にかけてあげることが大切です。

たとえば、お子さんが「胸が痛い」と訴えた場合、それが単なる筋肉痛なのか、それとも重篤な心臓病などの疾患の兆候なのか、なかなか判断がつきません。


 

心臓と血管といった、循環器系の血液の流れに障害が生じた場合に用いられる薬には、次のものがあります。

●心臓病に対する薬
・強心薬(きょうしんやく)・・・心臓のポンプ能力を高める作用をする薬です。

弱った心臓の筋肉「心筋(しんきん)」に直接働きかけて収縮力を高め、血液を活発に送り出します。

強心薬の代表的なものは、ジギタリス(強心配糖体(きょうしんはいとうたい))です。


 

てんかんとよく似た症状を示し、突然、意識を失い、痙攣を起こす病気に、「アダムス・ストロークス症候群」があります。

不整脈のタイプのひとつである、房室ブロックなどでは、アダムス・ストロークス症候群を起こすことがあります。

徐脈型不整脈(じょみゃくせいふせいみゃく)のひとつ、房室ブロックなどで起こり、場合によっては死に至るケースもあるのが、アダムス・ストロークス症候群です。

アダムス・ストロークス症候群は、心臓の異常が原因で心臓の動きがとまってしまったときに、心臓から脳へ血液が送られなくなり、意識を失ってしまう病気です。

心臓は、心臓自身が「刺激」を発生し、それが心臓全体に伝えられることによって収縮と拡張を繰り返します。この刺激が発生するのは、洞結節という、心房の筋肉の一部です。


脚ブロックとは、不整脈のタイプのひとつで、洞結節で発生した刺激が、房室結節から左右の心室に分かれたあとの伝道経路になんらかの支障が生じたときにおこります。

 

房室ブロックは、洞不全症候群、脚ブロックと並び、刺激が心臓のなかでうまく伝わらなくなってしまった状態をいいます。

ヒトの正常な脈拍よりも、脈が少なくなるタイプ「徐脈型不整脈」の一種です。

房室ブロック
房室ブロックでは、心房から心室への伝道経路が障害されています。

 

「ヒト」の脈拍は、安静時で通常1分間に、50~100拍程度です。


不整脈という場合、この正常な脈拍を下まわる場合の「徐脈性不整脈」と、多い場合の「頻脈性不整脈」、」および、心拍異常を伴わない不整脈の3つに分類されます。

心房細動とは、脈が乱れ、胸部に不快感があり、心房が小刻みに震えているような症状を起こすタイプの不整脈です。

健康な人でも、生活のなかでのさまざまな誘因(喫煙、アルコール、コーヒーなどの飲みすぎ、心身の疲労、寝不足、など)で発作的に起こることがあります。

不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れた状態を言い、

1.脈が増えるタイプの不整脈・・・頻脈型不整脈(ひんみゃくがたふせいみゃく)、

2.脈が少なくなるタイプの不整脈・・・徐脈型不整脈(じょみゃくがたふせいみゃく)に分かれます。

頻脈型不整脈の一種に「心房細動(しんぼうさいどう)」という種類の不整脈があります。

脈が乱れ、胸部に不快感があり、心房が小刻みに震えているような症状を起こすものです。


 

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