肝臓病の一つである肝炎には、A型・B型・C型・D型・E型の5種類があります。


なかでも、C型肝炎と聞くと、感染が怖いという印象を受けますね。


なぜなら、C型肝炎は他の型に比べて、慢性肝炎や肝臓癌になる確立が高いからです。

2008年1月、薬害C型肝炎の被害者を救う一律救済法案が可決されたニュースが、連日のようにテレビや新聞で報道されていました。


関心がなくても一度は目にされたり、家族で話題になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なかには「薬害C型肝炎って何?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。

薬害C型肝炎訴訟が和解された今後、新たな法案が可決されれば、たくさんのC型肝炎患者さんが助かるといわれています。


条件にあった人だけの救済ではなく、全てのC型肝炎患者さんが安心して治療が受けられるような制度を誰もが望んでいます。


インターフェロン治療やその他のC型肝炎治療費の助成なども、現在 治療を受けている方達は、望んでいます。

今後も、政府の動きには目が離せないところですが、国民の多くの方がC型肝炎に関心が持てるようになったのは、良いことですね。


これほど、世間が目を向けているのに、未だに差別や偏見を持っている人たちがいるのは残念なことです。


ちょっとした事で感染すると思っている方や、絶対に治らない病気だと思っている方も、まだ いるはずです。


しかし、それらの事実は間違っているということが分かってもらえれば、C型肝炎を患っている方も堂々と周りと接することができるはずです。


病気を隠したまま仕事を続けなくても「治療のために休みます」と堂々と言えるはずです。
このような問題が解決されるまでは、まだまだ本当の意味での救済は出来ないかもしれませんね。

ただ言えるのは、もう二度とこのような事態があってはいけないと言うことでしょう。


製薬会社や国は、同じ過ちを犯さないためにも、今後の体制を考え直さなくてはいけないのではないでしょうか。


そして、私たちも病気に関する知識をもっと深めなくてはいけないでしょう。
まずは、興味を持つことから始めましょう。

 

薬害C型肝炎の訴訟には、いろいろな人が応援されています。
自分も何か力になりたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

調べてみると、各地域で支援者の会というものが設立されています。
学生による学生の会もあり、その活動内容はブログなどで見ることが出来ます。

支援者の会に入ることができなくても、みんなの願いをつなぎあわせるハンカチメッセージというのがあるようです。


全国弁護団ホームページで、その内容を見ることができます。
著名人もたくさん参加されているようですね。


自分のハンカチにメッセージを書いて郵送するというもので、これによって薬害の連鎖を断ち切る願いが込められています。


集められたハンカチは、支援者の会が主催する集会などで、展示されているようです。
どれほど多くの方が、薬害C型肝炎に関心があるのかが分かるのではないでしょうか?

また、支援者の会で活動されている方のブログを見れば、集会のお知らせや原告の方達のブログもたくさん紹介されています。


原告団や支援者の方達の、これまでの活動内容や治療の辛さ、苦労が読み取れるものとなっています。


もちろん、C型肝炎や薬害C型肝炎に関する知識は、インターネットのみならず書籍でも読むことができます。


原告団の一人である福田衣里子さんは、本も書いていらっしゃいます。


内容は、薬害C型肝炎についてはもちろんのこと、福田さんの前向きな姿勢に感心させられる一冊になっています。


興味のある方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか?

 

 

皆さんは、お薬手帳をお持ちですか?


医療機関にかかると、薬局で一人1冊、お薬手帳を作成してもらえると思います。
これには、飲んでいる薬の名前や摂取量などが記載されるものです。

また、妊婦さんは母子手帳をお持ちのことでしょう。
母子手帳は子供が成長していく上で、重要なものですね。


皆さんも自分の母子手帳を見たことがありますか?
自分の成長ぶりや親の愛情が分かる貴重な手帳ですね。

他にも、糖尿病の人には糖尿病手帳、C型肝炎の人には肝臓手帳というものがあるんですよ。


肝臓手帳には、肝臓病に関する知識が記載されており、検査結果が書きこめるようになっています。
定期的に検査を受けたら検査結果を書き込んでおきましょう。


検査の度に、結果を見比べることが出来て健康管理には最適ですね。

これらの手帳は、大事に保管しておくだけではいけません。
違う病気で他の診療科にかかる際には、必ず持参するようにしましょう。


医師によっては、C型肝炎にかかっているというと「血液検査をしましょう」と言うかもしれません。
しかし、専門医にかかっているのであれば、その結果を持参して見せればいいわけです。


定期的に行っているのであれば、わざわざ検査を受ける必要はないでしょう。

だからと言って、C型肝炎のことを話さないのはいけません。


薬の飲み合わせの問題もありますし、歯科などでは特に申告しておくことが必要です。
手帳は、常に保険証や診察券と一緒に保管しておきましょう。

 


 

薬害C型肝炎の訴訟問題で和解が成立し、ニュースなどを目にしたおかげで、多くの方がC型肝炎という病気があることを知ったのではないでしょうか。


誰しも、自分が病気にならないと、興味を持ったり関心を寄せたりしないでしょう。


しかし今回ばかりは、多くの方がC型肝炎に感染している可能性があるということで、注目を集めています。

厚生省から配布された広告を見て、自分も該当者になっていることが発覚した人は大勢いらっしゃると思います。


今もまだ検査の結果が出なくて、ドキドキと不安な日々を過ごしている人もいるはずです。


今回の結果で、たとえC型肝炎になっていても、早期発見だと完治するということを、忘れないで下さい。

治療は大変かもしれませんが、現在の治療方法は多くの方が完治して普通の生活を送っていらっしゃいます。


インターネットでも、完治した人や治療中の人のブログを読むことができます。
そして、皆さんが一様に「あきらめないで!」と訴えています。


不安になったときは、一度ご覧になってはいかがでしょう?
自分と同じ状況の人に出会えるかもしれません。

病気の辛さは本人にしか分からず、周りの人には分かりにくいものです。


特にC型肝炎は、あきらかに病気だとは分かりにくいものですから、理解を得るのに大変だという話も聞きます。


病院から治療の説明を受ける時は、一人で行かずに家族を連れて行くといいでしょう。
家族と一緒に病気を理解することが大切です。


 

薬害C型肝炎訴訟について、見てみましょう。
血液製剤フィブリノゲンによって、C型肝炎になった方達が、「薬害肝炎被害者の会」を結成したのは、2002年9月のことでした。


事の発端は、2000年8月24日に行われた薬害根絶デーでの、男子学生の訴えでした。


自分はC型肝炎であるということを大勢の前で発表し、薬害問題はエイズ以外にもあることを訴えたのです。


この青年の発言に勇気付けられた被害者20人が、「薬害肝炎被害者の会」を結成します。


そして、そのうち16人が2002年10月21日に東京と大阪の両地裁に集団提訴をしました。
これが、今回の薬害C型肝炎訴訟の始まりです。

被害者の方達は、その後 問題解決への支援を求めて、さまざまな国会議員と懇談します。
時には、行進をしたり、集会を開いてC型肝炎の恐ろしさを訴えてきました。


この運動を通して、いくつか新たに分かった事実も出てきました。


国も、製薬会社も危険を知っていたということ、副作用の報告書が破棄されていたこと、製薬会社からの感染者リストが地下倉庫に置き去りだったこと・・・


これらの事実が分かっても、なかなか良い方向へ話が進まない日々。
おそらくこれらのニュースを見て、政府に不信感を抱いた国民も少なくないことでしょう。

2002年に始まった訴訟問題がようやく光が見えたのが、2007年12月25日。


原告の方達がようやく福田首相と面会することができたのです。会を結成してから約5年も経っていました。


そして、2008年1月15日、国との和解が成立しました。

治療を続けながらの活動は、想像もつかないほどとても辛いものであっただろうと思います。
もちろん、国と和解したからといって終わったわけではありません。


まだ救済を求めている人たちはたくさんいらっしゃいますから、これからも活動を続けていかなくてはいけません。


しかしながら、原告団の方達の活動は多くのC型肝炎患者にとって、励みになったことでしょう。


 

一日の終わりに、ホッと一息つく時間は、至福のときですね!
皆さんは、何をされますか?


コーヒーを飲む人もいれば、家族でテレビやゲームを楽しむ人もいるでしょう。
お酒を飲む人も、多いと思います。

お酒の飲みすぎは肝臓に悪いというのは、よく知られていることです。
では、C型肝炎になった時には、お酒とどのように付き合えばよいのでしょうか?


C型肝炎の治療が始まると、医師からお酒の摂取量についてのアドバイスがあると思います。
おそらく「飲んでもいいですよ」という医師はいないでしょう。


なぜなら、C型肝炎の方がお酒を飲み続けると、病気の進行率がとても早いからです。
特に女性は、少しの量でも、肝硬変になりやすいのだそうです。


C型肝炎の治療を始めたら、きっぱりと禁酒をするようにしましょう。
しかし、ストレスを抱えることは、かえって体によくないかもしれません。


どうしても我慢できなければ、医師に相談して摂取量のアドバイスを受けるようにしましょう。

治療後ウイルスがなくなり、医師から許可が下りれば、嗜む程度のお酒であれば問題ないでしょう。


もしも、我慢ができるのならば、せっかく禁酒したのですから、そのまま飲まないほうが良いのですが、たまにはお付き合いで飲むのは仕方のないことです。


くれぐれも飲み過ぎないように、気をつけてくださいね。

また、晩酌が楽しみな方もいらっしゃるでしょう。


その場合、日本酒ならばとっくり一合、ビールならば中瓶1本ほどで、やめるようにしてくださいね。
しかし、毎日飲み続けるのは、感心できません。


週に2日は、肝臓を休ませるようにしましょう。

 

 

C型肝炎に使われるインターフェロンの治療は、数回の投与で治る人もいれば、長期にわたって50回、70回と投与しなくてはいけない人もいるほどです。


副作用のことなども考慮して、少量のインターフェロンを長期にわたって投与する治療もあるそうです。


インターフェロンは一回の治療が高額なため、途中で治療を断念する方もたくさんいらっしゃいます。

現在、政府はインターフェロンの助成金について検討しています。


ニュースによると、所得に応じて月額1万から5万の負担にするという案もでているのだとか・・・


通常1年間で約70万円はかかるといいますから、この差は歴然でしょう。

嬉しいことに、東京都では、すでに平成19年10月から、C型肝炎インターフェロン治療医療費助成制度が開始されたのです。


助成の対象者は、各自治体に1年以上住所がある人で、自治体が指定している肝臓専門医療期間でインターフェロンの治療が必要と診断された方です。


気になる助成内容ですが、インターフェロン治療にかかる保険負担の医療費のうち、月額35400円を超えた治療費が助成されるということです。


入院のみならず、通院でも適用されているそうですから、おそらく治療を諦めていた多くの患者さんが治療を再開しているのではないでしょうか。


ただし、この助成は1年間が限定です。


インターフェロンは、1年で終わらない場合もありますから、その点はまだまだ難しいところですね。

しかし、まだまだ他の自治体では助成が開始されているところは無く、皆さん辛い思いをしていらっしゃいます。


早く政府の案が可決されて、多くのC型肝炎患者が安心して治療ができる日が来てほしいですね。


 

体調が悪くなって病院に行っても、いざとなると何を聞いてよいのか分からなくなったり、聞こうと思っていた事を忘れた経験はありませんか?


それが「C型肝炎にかかっています」「検査の結果、陽性でした」などと言われたら、頭の中が真っ白になってしまいそうです。

いざという時に慌てないためにも、聞いておかなければいけない事は、メモしていくと良いでしょう。
例えば、「今現在の自分の病気はどの程度、進んでいるのか?」ということです。


C型肝炎であっても、初期なのか肝硬変になっているのかで、心構えは随分変わってくるはずですね。

そして、「どのような治療が行われるのか?」も大事なポイントです。


インターフェロンを使うのか、リバビリンも飲むのか・・・さらには、それに伴う副作用はどうなのか?など、疑問点は解消できるようにしましょう。

「先生に全ておまかせします」と言う患者さんがいらっしゃいますが、それは全ての点で自分が納得してからにしましょう。


もちろん、医師の意見を聞くことも大切です。


医師の言う事に納得できなければ、時には病院をかえることも良いのではないでしょうか。
違う病院に行く場合は、検査結果なども持参するようにしましょう。


そうすれば、診察もスムーズにいくでしょう。

C型肝炎の治療は、長期にわたる事が多いといいます。


いろいろな医師の意見を聞いてから、自分が信頼できる病院にかかるようにしましょう。
それが完治への近道と言えるのではないでしょうか。

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